妊婦になり早6カ月半経過し、もうすぐ7カ月です。
妊娠がわかったときに役所にいき、母子手帳やマタニティマーク、補助券などをいただくのですが、
今日はマタニティマークについて私なりに思うことを書いてみようと思います。
マタニティマークっていつ何のためにできたの?
・いつ
⇒2006年
・何のために
⇒外見からは判別しにくい妊娠初期の経産婦に対する理解を目的
※妊婦が安全に公共交通機関を利用できるようにするため
※緊急時に妊婦だと周囲に知らせるため
だそうです。
いたってシンプルな目的ですよね。
もらえる場所
・市区町村(母子手帳交付と同時)
・鉄道会社
・赤ちゃん本舗などのベビーショップでの特典
などなど、色々なところでもらえるようです。
最近ではメルカリなどでも売ってますし、妊婦でなくてもだれでも入手可能なんですよね~。
雑誌とかについている特典では、色々なデザインがあるからけっこう人気だとか?
(でも、町でみかける妊婦さんがつけているマタニティマークはシンプルなものが
多い気がしますけどねぇ。)
認知度
2017年の厚生労働省の調査では
<女性>
・20代30代は9割
・40代は7割
・50代は6割
じょじょに減ってはいますが、そこそこの認知度といったところでしょうか。
<男性>
・20代30代は5割
・40代は4割ちょい
・50代60代は2割ちょい
女性と比較すると、すごい認知度低いですね~
驚きです。
50代60代は仕方ないのかなぁと思いますが、子育て世代はの20~40代の認知の低さには
驚かされました。
まぁ、しょせん妊娠は女性がするのもので、男性は妊娠しないですからね。
他人事っちゃぁ他人事でしょう。
母親にマタニティマークをもらったときに言われたひとこと
母親に電話したときに放たれたひとことです。
今日、役所で母子手帳とか妊婦マークもらってきたよ~
あぁ、あの席譲ってもらえるやつね~
え!あぁ・・・
我が家の母は70代なので、むしろ知らなくもまぁおかしくはないのですが、
ものすごい狭い見方になってしまっている!と思いました。
この一言で、なんとなく世の中からどんなふうにマタニティマークが見られているのか
わかった気がします。
色々な事件
・通りすがりに妊婦のおなかをける
・駅のホームで体当たりされた
・すれ違いに暴言をはかれた
などなど、嫌がらせをうけたという声が多々あがっています。
今はツイッターやインスタグラムなど、世の中に瞬時に拡散されるSNSがあるので
こういった話題はすぐに広まってニュースになったりしますよね。
妊婦じゃないけど、抱っこひもの背中のバックルをはずされるというなんともおそろしい
こともありました。
こういった被害を受ける方がほとんどというわけではなく、もちろん妊婦に優しい方も
たくさんいると思います。
思うこと
ありがたいことに、私は妊婦になり仕事を辞めているので、
公共交通機関にのることもほぼなく妊娠初期を終えました。
今はだいぶお腹が目立ってきて外観からも妊婦というのがわかるようになってきたので、
公共交通機関を使ってどこかに出かけるときには基本つけていません。
(夫が一緒のことも多いので、安心です。)
このマークの目的は「初期に安心して公共交通機関を使うこと」や「周囲に妊婦だと
伝えるため」とのことなので、今の私には不要かな、と。
もちろん、初期でつわりのひどいときなんかは絶対つけてたほうがいいと思います。
万が一何かが起きたときも、お腹が目立たなくて妊婦さんとわからないのは
危険ですからね。
正直、不妊治療していたときはマタニティマークがうらやましくてしょうがなかったです。
みせびらかしているように見えていたのですが、こういった目的があったのなら納得です。
自分が妊婦になってようやく調べるくらいですから、妊婦にならない男性や高齢の方は
間違った認知になっていても仕方ないのかなぁ~と思いました。
こうやって間違った認知が広まっていくのであれば、テレビなどでもっとちゃんと意義を
周知したほうがいいのではないかと感じました。
マタニティマークであろうがなんであろうが、周囲に優しい日本になるといいですよね。
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